ボディボードの耐久性を向上させたPSI ストリンガーシステム
普段見えないボード内側
ここ数年のボディボードの生産技術の向上は目を見張るものがあります。TURBOでは採用していませんが、ストリンガーを取り外し交換できるボードが出てきています。
ボディボードの進化は、コアや素材の製造技術などが多く、目に見えない物がほとんどなので、知らなかった、気が付かなかったと言う人が多いと思います。
そこで今回は、ストリンガーの挿入方法の進化について話ます。
一昔前までは、ストリンガーはコアの中央にドリルで穴をあけて挿入していました。
この方法は、シンプルな挿入方法ですが、ストリンガーと穴の間に隙間ができたり、ストリンガーの中に水が浸入してしまったり、ボードをしならせるとストリンガーがずれてしまったりと問題点が沢山ある方法でした。
ストリンガー搭載ボードの理想の形は、コアとストリンガーの一体成型を行うことでしたが、ストリンガーを正確な位置に置き、コアと一体成型で作ることは、非常に難しい為、不可能とされてきました。
しかし、これを可能にしたのがPSI製法(PRECISION STRINGER INLAY)と言うストリンガーをコアと一体成型で作る技術です。もう、ドリルで穴をあけなくてもストリンガー内臓ボードが作れる技術が生まれたのです。
このPSI製法によりストリンガーへの水の浸入はなくなり、ボードの寿命が飛躍的に伸びました。
PSI製法(PRECISION STRINGER INLAY)は、日本語に訳すと「高精度ストリンガー嵌め込み」とそのままの訳になります。
(このマークが3ストリンガーなのでスリーストリンガーのボードのマークと勘違いされている方も多いようですが、違いますよ!)
PSI製法でのメリット
1.ストリンガーへの水の浸入がない。
2.ストリンガーが内部でずれる事がない。
3.ストリンガー一体成型のため、ボードがとても自然にフレックスするのでボードの立ち上がり(反応)がとても速い。
4.ボードの寿命が伸びる。
などの盛りだくさんのメリットがあります。
あなたのボードはPSI製法で作られたボードですか?
もちろん、TURBOボディボードは全てPSI製法で作られたボードです。