【ボディボード】TURBOボディボード 6番テンプレートコンセプト
TURBOボディボード 6番テンプレートコンセプト
今回はTHE 6モデルに使用されているテンプレートがどんなコンセプトのもとにデザインされているのかをご説明したいと思います。
6番目のテンプレートの基本コンセプトは「近代のBPPコアに適したオールラウンド ハイパフォーマンスボード」となっています。
現在のBPPコアは過去に使われていた、BPPコアよりも薄くなり、かつ反発性能が向上しています。
具体的に言うと、古いボディボードのコアの厚みは56㎜から58㎜程度ありました。
しかし、現在のBPPコアは53㎜から50㎜と薄く仕上げることができるようになりました。
薄いボードはレールを自然に使えるようになり、オーバーフロー(浮力超過)によるボードのサイドスリップを防げるようになりました。
IBAツアーやIBCツアーを見てわかる通り、2010年ぐらいから世界ツアーのレベルが更に向上し、よりハードで大きい波での演技が求められるようになりました。その波に対応したボードが必要になったことから従来より薄いコアの開発が必要になったのです。
コアが薄くなってことの利点
1.レールホールド性能の向上
2.グリップ性能の向上
3.波の厳しいセクション(究極に掘れた波やリップへのアプローチ)への対応が可能になった。
4.ボードのしなりを使ったスクーピング性能の向上などが上げることができます。
6番のテンプレートはこの53㎜のBPPコアに適したオールラウンド ハイパフォーマンスボードを作る為にデザインされたテンプレートです。具体的に言うとスピードが出ること、コントロール性に優れていること、プローン(腹ばい)でもドロップニーでも使用できるテンプレートであることを目的としてデザインしています。つまり、1本でどんな波も、スタイルにも対応できるボードとなっているのです。
まとめますと、大きく掘れた波を乗りこなすために改良された新しい薄いコアに対応したスピード性能とコントロール性能を兼ね備えたオールラウンドハイパフォーマンステンプレートということです。
このテンプレートは世界中のボディボードにオールラウンド ハイパフォーマンスボードとして認められきました。TURBOはこの素晴らしいテンプレートを使用し、新しいテクノロジーであるクワッドチャンネルと組み合わせたTHE6モデルをリリースしたのです。