TURBOボディボード2023 コンセプト
TURBOボディボード2023コンセプトとは？
1月も終わりに近づきますが、10年に一度の厳しい寒波となっています。
そんな中ですが、2023年モデルの詳しい紹介を始めたて行きたいと思います。
昨年の夏頃から私達は、2023モデルを開発がスタートしました。
40周年の節目を迎えるにあたり、私達はもう一度しっかりとしたコンセプトを立てることにしました。
そんな中で、考えなければいけない項目が２つ上がりました。
重要な項目とは、
１．ボディボードをデザインするとは、どういうことなのか？
２．一番大切なボディボードの機能とは何か？
ということです。
どちらも抽象的な内容ですが、こんな問いに答えを出すことからTURBO2023モデルの開発は始まりました。
ボディボードはただの乗り物だけではなくなっている。
コロナ禍の中で、自然に触れながら遊ぶことが、どれだけ楽しく、大切なことなのかを改めて知ることができたお陰で、ボディボードの関り方や意味などを再度、考えるきっかけとなっていました。
我々がごく当たり前に触れている自然は海外から見るととても貴重なモノであることも気がつきました。
海がない国や海がない町で育つ人もいるので、当たり前のように海で波に乗って遊べることは、とても貴重で素晴らしい体験なのです。
また、ボディボードが持つ意味は、ただ波に乗る道具だけではなく、時には仲間とコミュニケーションを取るため海の上の移動する道具だったり、集中して波乗りをすることで自分だけの世界に没頭するための道具だったりと、いろいろな価値や意味があることに気がつきました。
ボディボードの現状は？
その一方でボディボードを販売する現場は、メーカーが発信する「このボードのこの機能は素晴らしい、ここが新しい」などを謡いながら
もっと買わせろ！
無駄使いさせろ！
季節を忘れさせろ！
捨てさせろ！と言った30年前と変わらない方法で販売してはいないでしょうか？
ボディボードは、ボードをしならせて使うことから、ポリプロピレンやポリスチレン、ポリエチレンなどの素材でできている為、海水につかると経年劣化する特性があるので、消耗品として扱われるのは仕方がないと思います。
また、サーフボードの様に中古市場が発展しないのも、経年劣化する道具だからなのです。
しかし、今のボードは、簡単に壊れることはありません。
そこで、メーカーは、常に新しい風のボードを発表することで、既に解決している問題をさらに解決したかのように謡い新機能と言い続けるのも如何なものかと思います。
TURBOは、ボードに機能を足し算していく方法は、既に意味がなくなっていると考えています。
機能過多な物は、デザイン的にも美しくありません。
余計な機能を排除して残るのは、ボードの形、つまりテンプレートです。
あのボードは調子がいい、他のボードより早いなどの乗り手の感想はボードの形が大きく影響をあたえているのがおわかりいただけると思います。そこで、我々TURBOは2023年はテンプレートに焦点を当てて開発を進めようと決めました。
TURBOは、5つのテンプレートがあります。その一つ一つに歴史があり、ストーリーがあります。
この形に行き付くまでには、何度も修正を重ねることで出た結論なのです。
良いテンプレートは美しい曲線でできている。
どのテンプレートにも直線部分がなく、全て曲線でデザインされた美しいデザインで構成されています。
また、どんな波でどんなライディグをしたいかが、明確であればあるほど選ぶのが簡単になるようにソートしてデザインしています。
創業から40年経つTURBOと他のメーカーと圧倒的に違うのは、この40年で培ったことで誕生した5つのオリジナルテンプレートを持っていることだということです。今まで、テンプレートについて丁寧に説明するブランドはあまりありませんでした。
そんなことから、TURBO2023はTURBOオリジナルテンプレートを詳しく説明するコンセプトブックをWEB上で作ることにしました。
どんな思いを詰めて各モデルを開発しているのか？
各テンプレートの特徴はなんなのか？
なぜ、５つのテンプレートが必要だったのか？
などを詳しく説明することをコンセプトブックを通じて伝えて行ければと思っています。次回は、そのテンプレート毎のコンセプトブックを紹介したいと思います。
最後に美しいテンプレートの曲線を一覧でお楽しみください。モデルごとの違いがハッキリと分かると思います。
それでは、また！
