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とある恐ろしいコーチと門下生の話

今日はコーチと生徒の関係を話します。
夏なのでこの恐ろしいコーチと門下生の話を読んで涼んで下さい。

どのスポーツもコーチと選手の関係があります。
子供の頃は部活で顧問の先生と生徒などがあり、スポーツ選手は良いコーチに出会えるか出会いないかはある意味人生を左右します。

私の前職 MAN○A時代にスポンサーをしていた某プロAS氏は、スポンサーへの活動報告と称して会社に夕方ぐらいにふらっと来て、そのまま私や同僚と飲みに行く完璧なシステムを作った恐ろしい人物でした。 
見た目はイケメンで性格も最高に素晴らしいのですが、飲むと長い大酒飲みです。
でも荒れるわけでもなく良い大酒飲みです。

飲みに行くと120%ボディボードの話で盛り上がり終電を逃し、当時一人暮らしをしていた私の家で飲み続けるパターンが定番でありました。

私はAS氏が来る前の日は事前に早寝をして体調を整え、出社前に胃薬を飲んで戦いに備えていました。

終電を逃し私の家にAS氏が来ると私のボードコレクションを一本一本確認して調子が良いボードを見つけ、奪って行くと言う恐ろしい行動を続けていました。

今考えると追い剥ぎのような本当に恐ろしいプロボディボーダーです。

そんな彼がスクールを通じてコーチングをしていた門下生がメキメキと実力をつけ、アマチュア界で有名な選手になるまで育て上げていました。

時期は違いますが門下生のK嶋さんとT中さんは東京チャンプに輝き、全日本東京代表となっています。

ちなみにTURBOの井澤松野薫マンや大角地一美も東京チャンピオンを経てTURBO PROチームに加入しています。

そんなPROチーム入りのきっかけになる大会で二人のチャンピオンを出したASコーチの指導方法は注目すべきだと思います。

彼の優れた点は2つ

第一にコツコツ練習をできる才能がある生徒を発掘し信頼関係を築き、長いスパンで課題に取り組んで行く事をわかりやすく計画できる事。

未来を解りやすく想像させる事です。

私から奪った良いボードを選ぶ目も確かですが、生徒を見極める力も流石です。

第二に結果が出ない時期のサポートを行う事です。
結果が出ない時期はコーチも生徒も本当にしんどいので諦めてしまう人もいますが、コーチが支える方法と改善の処方箋を知っていることにあります。

そんなAS氏の門下生のK嶋さんは今回の級別の大会でコンペ引退とわざわざ連絡をくれました。

ボードの相談で現職でも絡みがあり、ブログでも取り上げてさせて頂いたことがありますが、K嶋さんはターボニアでもあり、真面目でボディボードに真っ直ぐで本当にナイスガイです。

だから今回は、いつも以上に頑張ってほしくてこのブログを書きました。

良い成績を収めることで今までASコーチに追い剥ぎあったボードのことを忘れさせてください。笑

かんばれ川嶋さん

あっ言っちゃった🤭

級別のボディボード大会は日曜に開催されるようです。ライブもあるようなので皆さんも応援してください。

追伸:K嶋さん 結果は良くなかったようですが、「やっぱりボディボード最高だぜ!」という気持ちでいっぱいになり嬉しい気持ちで引退できたそうです。
お疲れ様でした。
これからは、お互いにフリーサーフィンを目いっぱい楽しみましょう。

つづく

 

 

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