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某大型量販店天才元バイヤー〇田さんに聞くボディボードの具体的な盛り上げ方

某大型量販店 天才元バイヤー〇田さんに聞く! ボディボードの具体的な盛り上げ方

今週は、営業ウィークということでTURBOを取り扱って頂いているお店周りをしております。
大手量販店の元バイヤーの〇田さんに色々とお話を聞かせて頂きました。 面白い話だったので共有したいと思います。
今日は、写真なしのボディボードコンサル2540文字をお届け致します。

〇田さん曰く、ボディボードは小さいコミュニティーの中でコミュニケーションを取っているようだが、サーフィン業界という大きいコミュティーから考えると他のサーファーなどとコミュニケーションが残念ながら取れていない。
メーカーやプロボディボーダーが何がしたいのか、どんな世界を作りたいのかが見えてこない。

サーフィン業界のど真ん中にいる方たちには、上記の様にボディボード、ボディボーダーを見てるそうです。

そこで、ボディボードを売ると言う視点から考えるとサーファーの店員さんは、ボディボードに乗るとどれだけ楽しいのか?、どの波にどんなボードが合うのか?など基本的にメーカーの営業マンが情報発信を行わないと知ることはありません。

知らない物は、売りづらく、やがて売らなくなります。 
今まさに起きているようなボディボードの展開店が減っていく傾向が強くなります。

じゃーメーカーの営業マンがもっとお店の人達を教育して売れるようにすれば、いいじゃないか?と言うことになりますが、そんなに簡単ではありません。

なぜならば、確実に集客があり、お客様がボディボードを求めていることを認識できなければ、ボディボード売り場が拡大されることはないからです。
卵が先か、鶏が先かではなく、お客様が先なのです。
販売店も坪単価をどれだけ上げるか?を気にしているわけなので、気持ちの問題ではなく、数字の問題となります。

ボディボード人口が増える → お店にボードを買いにくるお客様が増える → サーファーの販売員がボディボードを勉強する → 売り場を大きくして品揃えを良くする → お店に行ったお客様が楽しく感じる → 展開店舗の拡大 → 各地にボディボード人口が各地で増加 → みんながハッピー!

お客様が先 理論から考えると、売り場を大きく展開してもらうには、ボディボードを求めている人を増やすしかありません。
つまり、ボディボード人口を増やすということです。

じゃーどーすればいいのよ?と言うことで、更に突っ込んで天才元バイヤー〇田さんとお話させて頂きました。
天才元バイヤー曰く、大きく分けて3つの事を同時に行うようにすることが大事だと結論がでたのでご説明致します。

1.若手ライダーの効果的な露出を図ること。 スーパースターを今の時代に合わせた形で作り出す。

べたな意見なのですが、ボディーボードと聞いたら、浮かんでくる選手がいなければいけません。
テニスなら大坂なおみ、錦織圭、野球なら大谷選手、サーフィンなら五十嵐カノア では、ボディボードなら?と聞かれたら、すっと浮かぶ選手が必要です。しかも、マニアックな小さなコミニティーで人気がある選手ではなく、マスに向けて人気が出そうな選手を作らないといけないのです。

80年代後半、90年代前半インラインスケートは大きな市場がありました。しかし、今はごく少数のマニアのみが愛好するスポーツとなりました。

そんな、インラインスケートで世界的に有名な日本人ライダーが活躍していたのですが、天才と言われた彼も今は見る機会が殆どありません。

当時、彼はのユニクロのビジュアルとして起用されテレビCMなどにも出ていましたが、インラインスケートの人気は復活しませんでした。
何故かというとインラインスケーターとユニクロがうまくリンクしていなかったことと、業界が小さくなってしまったことが理由で、彼をプッシュできなかったことが理由だと思います。残念ながら今のようにSNSもなく情報発信に莫大なお金が必要な時代でした。

一部のマニアが知るだけでなく、多くの国民が知るようなスーパースターを作ることは、難しいことなのですが、試行錯誤を繰り返しながら行うことが必要です。

今は、SNSもあるので昔のように大きなお金がなくても情報を拡散できる時代となりました。 
そんな中で、この業界にとってアイコン的な存在は絶対に必要なのです。 アイコンを作ることは急務なのです。

2.今、建設ラッシュのウェーブプールの効果的な活用

かつて、横浜の鶴見にあったウェーブプール ワイルドブルー横浜がボディボーダーの聖地だったことがあります。
有名な選手を数多く生みだしました。

バブルの崩壊と共に各地にあったウェーブプールはなくなってしまいましたが、逆に、ここ最近のトレンドはウェーブプールになっています。 

日本でもあちらこちらで建設ラッシュとなっています。
このトレンドを利用して海だけでなく、新たなフィールドを活用してボディボード人口を増やすことも考えなければいけません。

今後は、「ウェーブプール × ボディボード」と言うカテゴリーを形成することがキーワードとなります。

3.若い層の取り込みをしっかりと行う。海で遊ぶきっかけはボディボードにするような流れを作る。

従来のコア層中心のプロモーションだけではなく、若い層、特に子供層に向けて発信し、波乗りはボディボードから始めるべきものと言う道筋を作ることが大切だと思います。

子供時代にボディボードを始め、うまくなればボディボーダーとして、立ちたくなったらサーフィンに変えるなどあくまでも、入口はボディボードになる仕組み作りが必要ではないでしょうか?

数は減っも、カリフォルニアでボディボード文化がなくならないのは、子供の人口が増え続けていて、ボディボードを始める子供が一定数いるからなのです。
今考えれば、ドロップニーの代名詞的なカリスマ ポールローチも世界デビューしたのは確か17歳の時のビデオがきっかけだったと思います。

7,8歳の子供がボディボードを始めるのが当たり前のような環境をどう作るかをメーカーは考えなければいけません。
大変なことですが、やりがいはあります。

今こそ、ボディボードの草の根運動を真剣にやらなければならず、特にプロと言われる人たちは、更に情報発信をすることに期待してみたいと思います。

では、また!

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