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ボディボード探検隊が行く!PARADOXコアの人気を検証してみました!


 

 

PARADOX 2REDコアの乗り心地は?

今年のTURBOラインナップの中でPARADOX 2REDコアを使用したモデルを使用しているライダーやご購入されたお客様から調子が良いと評判になっているようです。 いゃ~ありがたい!そこで、このコアの乗り心地や性能を検証してみましょう。PARADOXコアはTURBOシェイパーのグレンテーラー一押しのコアで、2016年モデルから採用したコアなので

まだ、なじみがない方も多いと思いますが、実際にご意見を頂いたお客様やチームライダーの声をまとめてみましたのでご覧ください。 
傾向としては、殆どの方が同じような感想を言ってくれたことです。

ちなみにチームライダーでは汐月麻子、野村祐子、横手奈都紀、前山剛志、松野かをるが使用中!

実際のお客様やライダーの声

○ 通常のPPボードに比べ、ボードの走りだしが早くなり技へのアプローチにゆとりができた。
○ オンショアのバンピーな波でも失速することなく良く走る。
○ 波に自然に吸い付くな感じでとても良くボードが走る。
○ リップしたい場所へ楽に行けるようになった。
○ BPPコアには無いソフト乗り心地でボードの余計な振動やバタツキを全く感じない。

こんなうれしい感想を頂けて本当にうれしいのですが、その中でも共通して皆さんが口にしている

「波に吸い付く感覚」、そして「オンショアでも良く走る」この2つ意見がすごく気になり実際に試乗して検証してみました。

その前にPARADOXコアのおさらいです。

あえてPPコアを低密度で発泡させてコアの中にグレンテーラーが持っている赤いフラットなストリンガーコアの両サイドに挿入し更にボトム側にメッシュを施したコアをPARADOXコアと言います。

PARADOX(パラドクス)とは日本語にすると「逆説」と言う意味です。 

要するに通常はBPPコアの発泡密度を高くすることで(硬くする事で)バネ力を強くするのが一般的なやり方ですが、

このパラドクスコアは低密度で柔らかいコアにストリンガーやメッシュを入れることでしなりとハリを持つコアに仕上げています。

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フラットな形状のRED ストリンガー
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セットアップの方法は両サイドに配置

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ボトム面には、プロジェクションメッシュを配置 

さて、これより実際に試乗してみた結果を書いていきたいと思います。

PARADOX CORE テストライド

テストした日のコンデション 

場所は千葉の某所
水温    18.9度
波のサイズ コシ~ハラ
波質    ダンパー気味な早い波  (テイクオフの遅いサーファーは降ってました。)
風     微弱なサイドオン

本当にテイクオフが早いのか?

試乗した結果、テイクオフの速さはPPボードとほぼ同じに感じました。
しかし、ボードが柔らかいのでノーズを落とし込むのは、とても楽にスムースにできます!
明らかにBPPよりも楽にできます。このノーズの落としやすさが早いテイクオフに感じる理由なのだと思います。
BPPコアは波のギャップ、小さなコブなどに反発し、跳ねるような感覚があるのに対して、PARADOXコアは波のギャップをスルスルとほど良く吸収し、スピードロスを防いでくれていると感じました!

この感覚を波に吸い付く感覚があると表現ユーザー様が多いと言う事が良くわかりました。
実際に乗ってみるとライディング中に波にびた~と張り付く感じです!
これは、しなりを活かすためにボトム全面に入れたプロジェクションメッシュがうまく作用して余計なしなりを抑えてくれているのと2本のREDストリンガーの生み出す張りとバネ力から生まれているのだと思います。

 

ボードの硬さについて

そもそも、PARADOXコアの基本コンセプトは操作性が良いPEコア(ポリエチレンコア)のフレックス+PPコアの形状記憶性を持たせることが前提となっています。
ショップでボードを触るだけだとフレックスが硬く感じるかもしれませんが、実際に乗るとPPコアボードの方が断然硬く(反発の強さ)を感じました。波のコブを拾った時にボード全体が振動する感覚はPARADOXには感じません。
この感覚の違いは乗り比べるすぐにわかるのでこのコアの大きな特徴と言えるでしょう。

新品のおろしたてのボードでも楽にスクーピングができるので、走りすぎずに波のおいしいところを走る事ができました。
バレルの中でも簡単にへばり付いていられるので楽にチューブもメイクできると思います。
テスト中もとてもおしいい長めのチューブを何本か頂けました。

「本当にリップへ行くのが楽なのか?」

これに関しては、正直なところ肘をうまく使いボードを引き付けることが出来なければ実感はできないかもしれませんが、
中上級の方は自然にこの動きができるので、うまく引きつけをうまくできれば楽にリップへ行けます。
テスト時のロロの成功率はPPボードとあまりかわりませんでしたが、ランディングでボードが振動しないので、すごく自然な着水ができる事は感じました。大きい波だと差が出るかもしれません。

 

~結論~

PPコアよりも楽に波乗りできるコアだと思います。
ただ、しなりがある分ボードのダメージも早くなると思うので耐久性重視(2~3年使用することが前提)の方は通常のPPボードをお勧します。

コンペ志向の方や毎年ボードを買い替えている方はPARADOXがお勧めです。
PARADOXはPPコアをワザと低密度で発泡させてフレックするように開発されたコアなので通常のPPコアよりも吸水性があることを理解した上で購入して欲しいですね。
PARADOX好きの人に言わせると若干重くなったぐらいが一番調子がいいなどの意見があるぐらいなのでこの辺は好き好きですが…….

好き嫌いがあるので一概に言えませんが、1本だけボードを選ぶとしたらは、私はPARADOXコアを使用したボードを選びます! そのぐらい楽しいボードでした。


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Junichi Morimura
Turbo Japan Co.,Ltd代表取締役 ボディボード評論家の肩書を持ち、四半世紀ボディボード普及の啓蒙活動を行っている。これまでに販売したボディボードは10万本以上を誇る。

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